他山の石

失敗譚を喜んで話す人は周りに置きたくはない。

彼らはいわゆる不幸自慢か、あるいは自分の気を紛らわそうと他人を利用してそうするわけだが、とにもかくにも余程のお人よしが彼らの相手でない限りは、それは只の愚痴になるだけだ。

しかしながら、彼らの失敗譚は時に有益になる場合もある。彼らが体験した事に似た事が自分に起きた時、彼らの言葉を思い出し、解決の糸口にしてみてはいかがだろうか。